1990年、シンガポールに現地法人を設立以来、菱電商事は米国、欧州、中国、韓国などに次々と海外拠点を設立。国内における信頼と実績を糧に、それぞれの地域に密着した事業を展開してきました。
市場のグローバル化が進む現在、お客様をはじめとするパートナーとの共同開発や製品調達サプライチェーンなど、設計・製造・調達・販売のすべてにおいて商社としてのさらなるグローバル化が求められている中で、こうしたニーズを受け、菱電はグローバル化の促進に力を注いでいます。ここ数年の世界経済の成長を牽引しているアジア地域では、「東アジア戦略局」を上海に、「東南アジア戦略局」をシンガポールに設置。域内市場を俯瞰した戦略一元化と拠点の拡充、さらに欧米を含む拠点ネットワークとの連携により事業を拡大しています。
先端商品・技術・法規制などの情報拠点
2011年に設立したドイツ、フランクフルトの拠点。
半導体製品の輸出入を事業とするとともに、商品、技術、また環境問題にかかわる法規制などの先端情報を各国に提供し、菱電のグローバル展開のための情報拠点として重要な役割を担っています。
ローカルパートナーとともに戦略的展開
中国、香港、台湾、韓国をカバーする東アジア拠点。シンガポール、タイおよび周辺アセアン諸国をカバーする東南アジア拠点。両拠点にはそれぞれ戦略局を設置し、各地域のローカルパートナーとともにソリューションビジネスを推進しています。
蓄積した信頼と高いプレゼンス
菱電の強みは各事業におけるシェアの高さをはじめ、日本国内で蓄積した信頼とプレゼンスの高さにあります。さらに顧客満足度の向上を図るため、新たに営業所を開設するなど、対応力強化を進めています。
先端商品・技術・パテントなどの情報を発信
米国には、1999年および2011年に設立したカリフォルニア州とジョージア州の拠点があり、それぞれ新商材の発掘および半導体製品の輸出入を行っています。また、商品、技術、パテントなどの先端情報を各国に提供しています。